パソコン■DTM

■音楽と素材の小部屋■

パソコンとDTMの歴史についてのお話です。

音楽パソコンのお話 DTM的パソコン史
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DTMとパソコンの歴史を、照らし合わせながら見てみようというページです。

現在では本当に身近な物となってきてる印象のパソコンですが、少し前の過去ではどうだったのでしょうか?

DTM、デスクトップミュージックはパソコンの進化と、どんな歩調の合わせ方をしてきたのでしょうか?

このページでは、そんなことをちょっと覗いてみようと思います。

ほとんどが私のまわりでおこっていたことを根拠に書いています。

つっこみたい方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、あくまで私の意見ということで、つっこみはご勘弁くださいませ。



★1980年代前半

まだまだ世の中にパソコンという物は普及していませんでした。

音楽の世界には、シーケンサーとMIDIというものが登場し、それを使って音楽を作る人がじわじわと増えてきた時代です。

私の場合、ヤマハの
qx7(注1という当時ブレイクしていたシンセサイザーdx7(注2に似た名称のシーケンサーをつかったのが、機械をつかった音楽の初体験です。

qx7は名前こそdx7に似ていたものの、その機能は現在から考えれば、実にお粗末なものでした。

2chのMIDIシーケンサーで、1ch、MIDI収録すると、それをもう1chにダビングして重ねていくという仕様です。つまりダビング後の物は修正不可能なわけです。

当時は生演奏にも似た緊張感でダビングのボタンを押していた記憶があります。

なんともトホホな仕様ですが、それでも当時は楽しかった記憶があります。

(注1)ヤマハ製のmidiシーケンサ。当時の定価\78000
(注2)ヤマハ製のデジタルシンセサイザー。fm音源方式という新しい発音方式で、新鮮な音色を提供し、当時、革新的な楽器といわれた。



★1980年代後半

マック
(注3)
によるMIDI音楽制作がだんだん庶民の手でできる値段になってきました。それでも1台50万オーバーな時代でしたので、お金持ちしかできない贅沢ではありました。

パソコンの普及もあり、前述したqx7のような専用シーケンサは、だんだんと姿を消していきました。

音源や、サンプラーなどもジワジワと普及しだして、音源にパソコンをつないで音を出すというスタイルが主流になってきました。

マルチティンバーと呼ばれる複数のmidiチャンネルで同時に音を出せる音源が普及しだしたのも、この時代です。

国産パソコンはまだ
MSDOS(注4)の時代で、NECのpc9801シリーズ(注5)が大きなシェアを誇っていて、DTM的には、レコンポーザというシーケンサが多くの人に使われていました。

鍵盤からの入力というより、数値打ち込み型のシーケンサでしたが、慣れてしまうとこちらの方が早く打ち込めるということもあり、現在でも
pc9801シリーズをつかってMSDOS版のレコンポーザを使っている方もいます。

(注3)マッキントッシュ512k。128kに次ぐ2代目。当時の価格は60万円!
(注4)マイクロソフトディスクオぺレーティングシステムの略。特徴は情報を文字で示すCUI.。時々でてくる黒バックに白文字のあの感じ。
(注5)当時の日本の国民機。当時はパソコンといえばこれだった。



★1990年代前半

このころになるとパソコンもだいぶ速くなってきました。私はパワーマック8100というのを使っていましたが、オーディオカードを刺して、生演奏や歌をパソコンで収録できるようになってきました。

現在の音質と比べるとかなり落ちるレベルでしたが、革新的なことだったといえます。

生演奏や歌の収録に関しては、アナログの8,16chのマルチトラックレコーダーから、段々と
DA88(注6等のテープ式のデジタルレコーダに移行していく時期でした。

いまではポピュラーになっているドラムループという物も盛んに使われるようになりました。

当時はパソコンでループを鳴らすという手法ではなく、サンプラーに取り込んで鳴らすというのが主流でした。
アカイのSシリーズ(注7)やEMUなどのサンプラーがもっとも威力を発揮した時代ではないでしょうか?

国産パソコンは
ウインドウス3,1(注8というOSの時代で、NECのpc98シリーズの圧倒的なシェアは崩れて、各社入り乱れてのシェア争いの時代になっています。

DTMという視点でみてみると、ウインドウズパソコンは、とても選択支になりうるものではありませんでした。

ソフトウェア的、ハードウェア的にも、ことにDTMに関しては、ウインドウズが大きくマックに水をあけられていた時代といえます。

(注6)タスカム社の8トラックデジタルレコーダー。いまでもその信頼性から使用しているスタジオは多い。
(注7)赤井電機の当時の定番サンプラー。
(注8)マイクロソフト社の初のGUIOS.。評判はあまりよくなかった。


★1990年代後半

パソコンもかなり速くなり、収録はできなくても、音を取り込んでの編集などが、現実的な時代になりました。

シーケンサの画面に頻繁にオーディオファイルのいわいる「波形」が登場するようになったのも、この時代です。

音の収録では、専用のハードディスクレコーダが、そのコンピュータとの親和性の高さから、テープメディアのデジタルレコーダに代わっていきます。

DTM的には、まだまだマックがハード、ソフトの面で圧倒的にリードしていましたが、
ロジック、ビジョン、キューベース(注9)といったウインドウズ版がなかった高機能の海外製のシーケンサが、相次いでウインドウズ移植版を出した時代でした。

(注9)当時はこれにマック専用シーケンサのパフォーマを加えて4大シーケンサなどと言われていた。


★2000年代前半

コンピュータの速さがDTM的な要請に追いつき、もはや、コンピュータという機械が、音楽を制作し、管理するメインとなる時代になりました。

機材も、機能ではなく、その音質や味わいが問われる時代になり、音を昔のアナログレコーダーや、サンプラー並に劣化させたり、昔の名機といわれるアナログ機材を併用したりして、それを「味わい」と感じる時代になったのです。

mp3などの圧縮技術の音質もかなりよくなり、普段の音楽の聴き方も、IPOD等に象徴されるように、CDやMDに加えて、デジタル音楽プレーヤーによる再生も一般化しました。


★そして現在

2000年代前半の動きが、加速しています。

より簡単に「味わい」がだせるようになり、
様々な便利ソフトが開発され、音楽の知識や経験がなくても、かなりなレベルの音源をパソコン内で制作できるようになりました。

価格の安いパソコンでも、ストレスなく良い音質でオーディオファイルが扱えるようになり、音楽をつくることが本当に手軽になった印象です。

この状況は、パソコンが速くなるにつれ、どんどん加速していくと思われます。


かなり長くなってしまいました・・・

いかがだったでしょうか?駆け足ではありますが、パソコンとDTMを対比させながら、時代と照らし合わせてみました。

こうして、照らし合わせみると、本当にパソコンの出現で音楽の作り方が変わったと感じますね。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!


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